相続全般のQ&A

相続全般のQ&Aをまとめさせていただきました。

相続人に関するQ&A

相続一般に関するQ&A

相続割合に関するQ&A

相続寄与分に関するQ&A

相続(その他)に関するQ&A


 

相続(相続人)に関するQ&A

 

Q1離婚成立後すぐに前妻・前夫が死亡した場合の前夫・前妻は相続できますか?

配偶者は相続人ですが、婚姻関係が終了した後には相続人ではなくなります。
そのため、離婚からの時間の長短にかかわらず、離婚後は元の配偶者の財産を相続することはできません。
 

Q2養子は既に亡くなっているのですが、子供がいます。養子の子供の相続権はどのようになるのでしょうか?

養子縁組前に生まれた養子の子は代襲相続できますが、養子縁組後に生まれた養子の子は、代襲相続できません。

 

Q3養子に行った子は相続できますか?

お互いの合意の下に養子縁組をし、届出を済ませていた場合(普通養子縁組)は実親との縁が切れず、かつ養親との間でも親子関係が生じますので養親、実親両方の子供として、両方から相続をすることが可能です。
これに対して、特別養子縁組(裁判所が関与してなされる養子縁組)では実親との親子関係が失われることとなりますので、実親の子供として相続権はなくなります。

Q4被相続人を虐待した者でも、被相続人から廃除されないかぎり、相続人となることができますか?

相続人となることができます。

Q5被相続人の死亡後、被相続人の配偶者が再婚した場合でも相続できるの?

被相続人の死亡時に婚姻関係にあったなら、被相続人の死亡後に再婚をしたとしても相続権があります。

Q6相続人としての資格がなくなることがあるのでしょうか?

欠格事由に該当すると、法律上当然に相続人の資格を喪失します(民法891条)。
また、家庭裁判所で排除の審判が確定または調停の成立により、排除原因のある者は当然に相続権を喪失します(民法893条)。

Q7実際に相続欠格人がいた場合はどうすればいいのですか?

相続欠格に必要な手続きはありません。相続人の廃除のような家庭裁判所や市町村役場での手続きもいりません。
欠格事由のいずれかに該当した段階で相続欠格となり、相続する権利を失います。

Q8相続人である子供や兄弟姉妹が既に亡くなっているのですが、その子供がいます。相続はどうなるのでしょうか?

被相続人から見た孫、甥・姪は、代襲相続人となります(民法887条2項、889条2項)。よって、相続人に代わって相続することができます。

Q9素行の悪い息子に相続させたくないのですが、どうしたらよいでしょうか?

家庭裁判所に排除の請求をする方法(民法892条)、遺言に排除の意思表示をする方法があります。

Q10実子と同じように可愛がって育ててきた子がいますが、相続できますか?

養子縁組をしなければ、相続人にはなりません。
ただし、遺言により、相続財産を譲渡する旨を規定すれば、財産をその人に渡すことができます。

Q11自分を虐待したり侮辱する者に相続させたくありません。相続の排除はどうしたらよいですか?

推定相続人廃除の申し立てを被相続人の住所地を管轄する家庭裁判所に行う方法、遺言に推定相続人を廃除する意思を表示する方法があります。

Q12婚外子(非嫡出子)は相続人になれますか?

嫡出でない子も相続人です。ただし、相続分は、嫡出である子の相続分の2分の1とし、父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の2分の1となります(民法900条4号)。

Q13再婚相手の連れ子は相続人になれますか?

養子縁組をすれば、「子」として相続人になることができます。

Q14事実婚の配偶者は相続できますか?

事実婚の配偶者には相続権はありません。相続財産を受け取るには、特別縁故者として家庭裁判所に申し出るか、遺言により財産を譲り渡す旨指定しておいてもらう必要があります。

Q15嫁に行った子、婿に行った子は相続できる?

子である限り、相続権を有します。

Q16おなかにいる子供(胎児)に相続権はあるのでしょうか?

胎児は相続についてはすでに産まれたものとみなされますので(民法886条1項)、相続権があります。

 

相続(一般)に関するQ&A

Q1夫と子供が一度に亡くなりました。この場合、相続はどのようになるのでしょうか?

同時に死亡すると、死亡者相互の相続が認められなくなります。

Q2内縁の夫が亡くなったのですが、内縁の夫を相続して、内縁の夫の持ち家に住み続けることはできるのでしょうか?

 

内縁の妻には、相続権はありませんが、居住権については、議論があります。

多くの判例では、相続人に、建物を使用しなければならない差し迫った必要がなく、他方、内妻の側で、この家屋を明け渡すと家計上相当な打撃を受けるおそれがある等の事実関係の下においては、

相続人から被相続人の内妻に対する明渡請求を権利の濫用として、明渡し請求を認めません。事情によっては、住み続けることができるでしょう。

Q3故人の銀行預金口座から現金を引き出すにはどうすればよいのでしょうか?

相続人全員で払戻用の書類に署名押印することが必要です。その他必要書類については、金融機関により異なるので、金融機関に確認してください。

Q4一度相続欠格になったら一生相続できない?

被相続人が相続欠格者を赦し,相続を受けてもよいという意思表示をした場合,相続欠格者である相続人は相続権を回復することができるのか,という問題となります。
相続欠格者がなぜ相続権を失うことになるかという点について、民事上の制裁の面を重く捉えると、被相続人が赦したとしても相続権は回復しないことになり、被相続人の意思を尊重すべきとすると、相続権の回復が認められることになります。
この点について明確に判示した判例は今のところありませんが,学説では両論あり,被相続人の意思の尊重を重く見て,相続欠格者に対する宥恕によって相続権も回復されるという見解が有力です。

 


 

相続(相続割合)に関するQ&A

 

Q1夫婦以外の子供がいた場合、相続はどうなるのでしょうか?

子どもが父親から認知を受ければ、法律上親子関係が生じ、父親の相続人となります。
ただし、相続分は、嫡出である子の相続分の2分の1とし、父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の2分の1となります(民法900条4号)。
※最高裁で変更の恐れあり

Q2子は既に亡くなっているのですが、孫を養子にしていました。この場合、相続割合はどうなるのでしょうか?

 

普通養子縁組の場合は、「子」としての立場と、実の親の「代襲相続人」というふたつの立場が生じ、重複する相続人の地位は合算されます。

裁判によって認められた養子縁組(特別養子縁組)の場合は実親との縁が切れ、実親の子供として相続権はなくなりますので、法定相続分の重複は起こりません。


相続(寄与分)に関するQ&A

Q1被相続人の妻の通常の家事労働も、特別の寄与に該当しますか?

特別の寄与とは、被相続人の事業に関する労務の提供または財産上の給付、被相続人の療養看護等をいい(民法904条の2)、通常の家事労働は該当しません。


相続(その他)に関するQ&A

Q1父が死亡し遺産分割協議が成立した後で、認知済みの愛人の子供がいることが判明した場合、どうなるのでしょうか?

認知された子供は、父親の相続人となります。
遺産分割協議には、共同相続人全員が参加する事が必要で、一部の共同相続人のみで遺産の分割を行ってたとしても、その遺産分割協議には効力はありません。
そのため、その認知済みの愛人の子供を加えて、改めて遺産分割協議を行うことが必要となります。

 

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